SNSクリエイターとしてクライアントからSNS運用を任せてもらったとき、まずはコンセプトを作る必要があります。
クライアントへのヒアリングを通じてTwitter運用の目的などを確認して、SNSアカウントのコンセプトを決定。
そのコンセプトをもとに、Twitterのプロフィールを作成していきます。
プロフィールができたら、次にやるべきなのはLINE@への誘導です。
クライアントの見込み客をLINE@へ呼び込むための「プレゼント」の作り方が、今回のブログのテーマです。
なぜSNSクリエイターがプレゼントを考えるのか?

そもそもなぜSNSクリエイターがクライアントのプレゼントを作る必要があるのか?
それは、クライアントのマーケティングの素人だからという理由にあります。
一般的なビジネスパーソンは、「このプレゼントを手に入れたい!」とお客さんに求められるものを用意できないのが普通です。
だからこそクライアントが1人でSNS運用をしても、なかなかLINE@への集客につながっていないんですね。
そこを私たちSNSクリエイターがサポートして、魅力的なプレゼント作りをお手伝いしてあげる。
つまりクライアントは、このブログでお伝えするようなSNS運用を全く知らないという前提で動くことが大切なんですね。
LINE@のプレゼントは、悩みを解決するものじゃないとダメ
では、クライアントのプレゼントを作るためには何が必要でしょうか?
そもそもお客さんが欲しがるプレゼントというのは、「自分の悩みを解決してくれそう!」と思えるものです。
たとえば、太っていて見た目にコンプレックスを持っているお客さんが、
『3ヶ月で10kg痩せて、体型コンプレックスを解消するノウハウ動画』
というプレゼントがあると聞いたら、見てみたいと思いますよね?
きっとあなたがプライベートでLINE@に登録するときにも、「この人は自分の役に立ちそう」「悩みを解決してくれそう!」と思えるから、友達に追加するはず。
そのために、まずはお客さんが抱える悩みをリサーチしないといけません。
Yahoo!知恵袋、教えてgoo、Amazon書籍のレビューなどを参考にして、お客さんの悩みをしっかりとピックアップしておきましょう。
プレゼント作成の2ステップ
プレゼントの具体的な作成方法としては、次の2つのステップがあります。
- ステップ1:プレゼントのタイトルを決める
- ステップ2:プレゼントの内容を決める
プレゼントの中身も重要なのですが、ここでは何より「タイトル」が重要になることを覚えておいてください。
ステップ1:プレゼントのタイトルを決める

プレゼントのタイトルの重要性は、私たちが本を買うときのことをイメージするとわかりやすいでしょう。
本を手に取るときって、まず本のタイトルからチェックしますよね?
もしタイトルが興味を引くものであれば立ち読みしてみようと感じるし、レジに持っていく可能性も高まります。
ビジネス書だったら、「この本はこんな悩みを解決して、こんな未来を手に入れる本ですよ」というメッセージが伝わると、タイトルだけで本を買ってもらいやすくなります。
プレゼントの中身を見て判断する人はいない
そもそもお客さんの立場からすると、LINE@に登録する前にプレゼントの内容を確かめることができません。
お客さんの手元にはプレゼントのタイトルという情報しかない。
だったら、プレゼントを受け取ってLINE@に登録するかどうかは、プレゼントのタイトルで判断するしかないんですね。
プレゼントはYouTubeをモデリングしよう

プレゼントのタイトルを決めるときには、YouTubeの動画またはAmazonの本のタイトルを参考にするのがおすすめです。
たとえばダイエットについての商品を売っていくなら、YouTubeで「ダイエット」と検索して、再生回数が多い動画のサムネイル画像やタイトルを参考にしてみる。
Amazonで「ダイエット」と検索して、本のタイトルを参考にしてもいいですね。
コピーライティングのプロ並みのタイトルを考える方法
Amazonでも売られている書籍というのは、出版社のコピーライティングの専門家たちが、じっくり会議してタイトルを決めています。
本はタイトルによって売り上げが大きく変わるからです。
本のタイトルを参考にして、そんな専門家たちの知恵を借りてくることは、プレゼント作りの大きなポイントです。
キーワードを10個書き出して、組み合わせてみよう

このようにして本や動画のタイトルから、「この言葉いいな」と思えたキーワードをメモにコピペしていきましょう。
少なくとも10個くらいのキーワードをピックアップ。
そのキーワードを組み合わせて、オリジナルのプレゼントタイトルを作ります。
ステップ2:プレゼントの内容を決める

プレゼントのタイトルを決めたら、次に具体的なプレゼントの内容を作ります。
プレゼントのタイトルを考えたとき、YouTubeの動画を参考にしてきましたよね?
その動画を、そのままプレゼントの内容としてモデリングしてしまうのがポイントです。
たとえば、「Instagramのフォロワーを短期間で増やすテクニック3選」というYouTube動画から、「短期間でTwitterのフォロワーを急増させる方法3選」みたいなタイトルを決めたとしたら、そのYouTube動画もメモしておくのです。
参考動画を送って、クライアントに作ってもらおう
そのYouTube動画をクライアントに送り、「こんな感じで動画を撮ってもらえますか?」とお願いするのが基本的な流れ。
その際には、あなたが決めたプレゼントのタイトルと、事前に動画の内容をパワーポイントで書き起こしておいた資料を添付してあげるといいですね。
オンライン会議のZoomアプリを使うと、「画面共有」機能と「レコーディング」機能を使って、Zoomで喋っているところを動画に撮ることも可能ですよ。
Twitterの固定ページに貼り付けたら完了

プレゼントのタイトルはTwitterの固定ツイートに載せて、LINE@への誘導を狙います。
「こんなことをTwitterで配信しています!LINE@ではこんなプレゼントを用意しているので、ぜひ追加してください!」
こんな感じのツイートを固定ツイートに設定して、フォロワーをLINE@に誘導していきましょう。
おわりに
クライアントのSNSアカウントのコンセプトを作り、プロフィールを作成し、プレゼントを完成させる。
この3ステップで、SNSクリエイターの第一歩を踏み出すことができます。
この流れを参考にして、SNSクリエイターとしてキャリアをスタートしていきましょう。