前回の記事で、SNSクリエイターがどんな仕事なのかをお伝えしてきました。
個人や企業のSNS運用を代行することで、集客のお手伝いをする…。
いわばお客様のビジネスのサポート役として働き、月5万円〜100万円の収入を得る職業でしたね。
そんなSNSクリエイター具体的にどれくらい稼げるのか、知りたくありませんか??
今回は最新の業界事情も踏まえて、SNSクリエイターの需要について紹介していきたいと思います。
なぜSNSクリエイターが稼げるのか?
そもそもなぜ今、SNSクリエイターが注目を集めているのかといえば、やはり原因の1つに新型コロナウイルスの流行があります。
新型コロナウイルスによって外出を自粛、または禁止されたことによって、家にいながら働けるライフスタイルが人気を集めるようになりました。
さらに、家にいる時間が長くなったことにより、人々の間でスマホを使う機会が大幅に増加。
実際、個人事業主やフリーランスとして働き始める人数や、SNSアプリのダウンロード数は、年々上昇を続けています。
そうした時代の流れの中で、SNSクリエイターに注目が集まるのは当然のことだといえます。
SNSクリエイター業界では、需要と供給のバランスが崩壊
しかし実際のところ、まだまだSNSクリエイター業界は発展途上にあります。
「SNSクリエイターに仕事を依頼したいのに、仕事を受けてくれる人がいない」という状況なんですね。
多くの個人や企業がSNSの運用に困っているにもかかわらず、SNSクリエイターとして活動している人がほとんど存在しません。
その背景には、
- SNSは大変!
- やることが多くて面倒くさい!
- 自分には難しくてできない!
といった、間違った思い込みがあるようです。
しかしそうした思い込みは、すべて幻想であると断言できます。
ノウハウとテンプレートがあれば、誰でも再現可能
というのも、SNSクリエイターとしての仕事は、ノウハウとテンプレートを活用すれば、誰でも始めることができるからです。
実際、私が代表取締役を務めている日本SNSクリエイター協会でも、SNSなんてやったこともないような未経験のスタッフを雇って、たった2週間でInstagramのフォロワーを月1000〜2000人増やしたという実績があります。
その中には、つい3ヶ月前まで居酒屋でバイトしていた人もいたくらいです。
こうした実績があるからこそ、SNSクリエイターが稼げる仕事であると断言できるのです。
相場の90%オフで提案できるのがSNSクリエイターの強み!
あなたも調べてみるとすぐわかるデータなのですが、今の業界ではSNSクリエイターの相場はかなり高めに設定されています。
ある会社の見積もりによれば、SNS運用(代行)の初期費用として50万円、それに加えて月50万円の費用を払って、やっとSNSを運用しているところがあるそう。
別の会社の例を見てみても、安くても20〜30万円が最低ラインです。
そんな相場があるSNSクリエイター業界で、あなたが「5万円でやりますよ!」と提案できたとしたらどうでしょうか?
確実に多くの依頼が寄せられるはずですよね?
SNSクリエイターで時給6250円を狙えるメカニズムとは?
SNSクリエイターとして働き始めて、仮に1日30分ずつSNS運用の仕事をやったとしましょう。
週4回働くなら週120分、これを4週間続けて月480分(8時間)働く計算です。
これで月5万円の報酬がもらえるとすると、時給換算すると5万円÷8時間=6250円となります。
この時給は、実は医師や大学教授、弁護士の時給すらも上回る水準なんです!
私が起業したきっかけは、女手一つで育ててくれた母でした
ここまで読んでくれた方の中には、「そんなうまい話、本当にあるの?」「怪しいネットビジネスの勧誘では?」と考え方もいるかもしれません。
ここで少し、私自身の話をさせてください。
私が起業を決意したのは、母の存在がきっかけでした。
私の両親は5歳のときに離婚し、中学3年生までは女で育ててくれた立派な人でした。
もちろん家庭は裕福ではなく、修学旅行のお金を積み立てるのにも苦労するレベル。
海外旅行になんて、一度も行ったことはありませんでした。
バリバリのIT社長との出会い
そんな私が小学校1年生の7歳くらいの頃、学校から帰ってきたら自宅の前にベンツが停まっていたことがありました。
「なんでだろう?」と思いながら家に帰ってみると、家の応接間で母と営業マンが何やら話をしているところを目撃します。
その営業マンは、オールバックで金ピカの腕時計をした、いかにもギラギラしているIT社長でした。
IT社長はその後も何度も自宅を訪れて、「今度僕の会社に遊びにおいでよ」と言ってくるほど仲良くなったんですね。
最初の頃はうさんくさく感じていた私も、少しずつ「あ、この人は実は悪い人じゃないのかな?」と思い始めていたタイミングでした。
そしてある日、IT社長のベンツに乗せてもらって、自宅のある横浜から東京都千代田区までドライブ。
IT社長が経営している会社のオフィスにエレベーターで上がってみると、まさにテレビの中でみるようなIT企業って感じの光景が広がっていました。
従業員はおよそ50人くらい。
「すごいな!」というのが当時の感想で、「やっぱりいい人なんだ!」とIT社長のことを信用し始めたとき、事件は起こったんです。
母が詐欺に遭ってしまった
IT社長のオフィスを訪問してから1週間くらい経って、どうも母の様子がおかしいことに気づきました。
ずっと応接間にある電話で話していて、すごく怖い表情をしていたのも覚えています。
「どうしたの?」と私が聞いてみると、『IT社長と電話がつながらないの。もしかしたらお金を持ち逃げされたのかも』と言われたんですね。
嫌な予感がした私たちは、先日訪問した千代田区のオフィスを訪ねてみることに。
しかし、オフィスがあったビルのワンフロアはもぬけの殻で、たった1週間しか経っていないのに50人くらいの従業員たちが、ごっそり消えてしまっていたんです。
悲しい、許せない、悔しいという気持ちが原動力に
私たちは誰でも、「まさか自分の身内が詐欺に遭うことなんてないだろう」と思っているはずです。
でも、私は実際に母が詐欺に巻き込まれて「悲しい!」「許せない!」という感情が湧き上がってきました。
当時経験した「悔しい!」という強い気持ちが、今の私がビジネスに取り組む原動力となっているんですね。
誰からも感謝される仕事を始めよう
少し昔話が長くなってしまいましたが、私のエピソードを通じて言いたかったことは1つです。
「お客さんに感謝される仕事をしよう!」
これだけ。
私にとっての母親のように、自分の大切な人に対しても自信を持って提案できるような、そんなビジネスをあなたにも始めて欲しいのです。
ビジネスは人を幸せにしてあげることが大前提ですから、この原則は忘れちゃダメなんですね。
これからはSNSクリエイターが活躍する時代!
新型コロナウイルスによって、オンライン化がさらに進んでいく現代では、YouTuberやプログラマ、WEBクリエイター、動画クリエイターといった職業が、確実に伸びていきます。
そしてSNSクリエイターという仕事も大きく発展してくことでしょう。
でも、世の中には怪しいビジネスもたくさんあります。
たとえばMLMや転売、投資…これらのジャンルでは、「簡単に稼げる!」「絶対に稼げる!」「100%儲かる!」といった甘い言葉で詐欺を働こうとする人が後を断ちません。
怪しいビジネスには、絶対に手を出しちゃダメ
あなたが真っ当に成功したいと考えるなら、こうしたジャンルの怪しいビジネスには、絶対に手を出してはいけません。
- 名前が汚れる仕事
- 詐欺師と言われるような行動
- 自信を持って提案できない商材を売ること
あなたの友達や親、恋人、子どもにも自慢できるような仕事を、これから目指していくべきなのです。
おわりに
SNSクリエイターの仕事は、単にSNSを使えるだけでは稼ぐことはできません。
InstagramやTwitterのアプリをダウンロードすることは誰でもできますが、月に1000人フォロワーを集めたり、集客できるアカウントを育てるためには、一定のノウハウが必要となります。
SNS専門のクリエイターとして、フォロワーを集める技術を学ばないといけないのです。
では、具体的にどんなスキルやノウハウが必要なのか?それを次回の記事で紹介していきますね。