あなたは普通のスキルを持ったビジネスパーソンと、希少なスキルを持ったビジネスパーソン、どっちから話を聞きたいと思いますか?
当然、希少なスキルを持った人から話を聞きたいと思いますよね?
これはあなたのお客さんの立場で考えても同じことが言えて、どうせお金を払って学ぶなら希少なノウハウを持った人を選びたいと考えるのが普通です。
でも、希少なノウハウを持ったビジネスパーソンって、具体的にどうやって目指せばいいのか、よくわからないというのが本音ではないでしょうか?
そこで今回は、100万人に1人の希少な起業家になるための考え方について紹介します。
起業を成功させるなら、希少性が不可欠
私たちが起業して大きな成果を収めたいと考えた場合、希少なスキルを持つことは不可欠な要素です。
ライバルたちが売っている商品を、ライバルたちと同じような売り方で販売しても、稼げるようにはなりません。
そうではなく、たとえば商品に大きな付加価値を追加したり、売り方に差をつけたりと何らかの希少性を作る必要があるんですね。
科学的にはただの石ころにすぎないダイヤモンドにあれほどの値段がつくのは、その量が限られていて希少だからなのです。
「商品の質が高い」はすでに常識
商品の希少性を高めるというと、多くの人が連想するのは「商品の質を高める」というアプローチです。
これも間違いではないのですが、そもそも今の時代は商品の質が高いことは常識です。
一昔前なら状況は違っていましたが、ネットが発達して誰でも手軽に情報が入手できるようになった現代で、商品の質は差別化できるポイントにはなりません。
むしろ商品の質は高いのが当たり前なので、高品質な商品を作ることでやっとスタートラインに立てるのです。
どこで差別化していくか?
商品の質を高めるのがダメなら、具体的にどんなポイントで差別化していったらいいのでしょうか?
その方法にはさまざまなものがありますが、手っ取り早いのが希少性の高いスキルを身につけることです。
たとえば、今私が手掛けているSNSマーケティングのスキルは、業界でも人に教えられるほどの知識や経験を持った人が少なく、希少性の高いスキルと言えます。
SNSマーケティングのスキルのように、持っている人が少ないスキルを狙い撃ちすることで希少性の高いビジネスパーソンになることができ、結果的にお客さんもたくさん集まるようになるのです。
100万人に1人の人材になれば、大きく稼げる
さらに言えば、希少性の高いスキルはたった1つだけ持っているよりも、2つ3つと掛け合わせる方が大きな効果を生みます。
業界で100人に1人のスキルを持った人物になるよりも、100万人に1人の人物になるほうが、圧倒的に希少性は高くなりますよね?
希少性を高めれば高めるほどビジネスでは稼ぎやすくなるため、月商100万円、年商1億円といった売り上げを目指すことも簡単になるのです。
起業でも「需要と供給」が基本
「需要と供給」という言葉を聞いたことがある人は多いでしょう。
ダイヤモンドや金、プラチナのように需要に対して供給が少ないものには大きな価値があります。
仮にダイヤモンドや金を科学の力を使って大量生産し、かつ天然素材と同じくらいの品質を持ったものが出回ったとしたらどうなるでしょうか?
きっとダイヤモンドや金の価値が暴落して、誰もが当たり前のようにダイヤのネックレスや金の延棒を保有することになるでしょう。
希少な価値を提供できれば、月100万円も射程内
とはいえ、今のところ天然素材レベルでダイヤモンドや金を大量生産する手法は確立されていないので、今後もダイヤモンドも金も高い値段がつけられることでしょう。
私たちが起業するにあたって身につけるべきなのも、いわばダイヤモンドや金のような希少性の高いスキルです。
具体的なものを挙げるなら、システムエンジニアやプログラマといったIT系職種や、YouTube動画の代行を手掛ける動画編集のスキルがありますね。
こうしたスキルは、今のところ大きな需要があるにもかかわらず供給が少ないため、稼げるスキルとして注目を浴びています。
今から起業を考えるなら、こうしたジャンルを狙うのもおすすめですよ。
まず100人に1人のスキルを身につけよう
さて、それでは本題の100万人に1人になるためのロードマップについても具体的に解説していきましょう。
100万人に1人の希少性を目指すと言われると難しく感じますが、実際にやるべきことはシンプルです。
100人に1人レベルのスキルを1つだけではなく、2つ3つと掛け合わせることで、
100×100×100=100万
というレベルを目指すのです。
100人に1人のスキルを3つ掛け合わせ、100万人に1人へ
たとえば、システムエンジニアとして100人に1人レベルのスキルを身につけて、動画編集のスキルも100人に1人のレベルで身につける。
そして集客スキルも100人に1人レベルのスキルを身につけることができると、理論上はこれだけで100万人に1人の希少性を持った起業家になれます。
集客の専門家で、自分でYouTube動画をアップしてお客さんを集めることもできれば、自分の手でWEBサイトを構築することもできる。
こんなビジネスパーソンがいたら、確実に稼げます。
集客の専門家を目指すのもおすすめ
最初はどんなスキルを身につけるべきか迷う人もいるでしょう。
もしこれまでのキャリアの中で、システムエンジニアとしてのスキルや営業のスキルを磨いてきた人なら、それを第一のスキルとして活用してもいいでしょう。
これまでのキャリアに自信がないなら、まずは集客スキルを身につけてみるのがおすすめです。
集客のスキルは、これから起業してビジネスをやっていく上で必須の知識ですし、集客を教えてほしいというお客さんも多くいるからです。
より希少性のある起業家になるためのポイント
ここではもう少し、希少性の高い100万人に1人の起業家になるためのポイントについて触れておきましょう。
そのポイントとは、3つのスキルはできるだけ距離が遠いものを選ぶべきだということです。
WEBエンジニア、WEBデザイナー、WEBライターでは稼げない理由
たとえば、次の3つのスキルを身につけた人は、どう感じるでしょうか?
- 動画編集スキル
- 画像編集スキル
- 撮影スキル
確かに希少なビジネスパーソンと呼べるのでしょうが、この人が活躍できる場所ってごく限られていますよね?
一方で、次の3つのスキルを身につけた人はどうでしょうか?
- お笑い芸人スキル
- 会社経営スキル
- 英会話スキル
それぞれのスキルが補完しあって、さまざまなお客さんに選ばれるビジネスパーソンという印象を持つはずです。(ちなみに元ネタは、厚切りジェイソンさんです)
セールスでも希少性を作ってみよう
なお、希少性を高めるという考え方は、セールスでも重要になります。
人は緊急性・限定性がないと動かない生き物ですから、希少性を高めることによって「今買わないと損をしますよ!」というメッセージを伝えていくのです。
たとえば「先着10名にのみ限定価格で提供します!」「全部で50個しか販売しないので、早めにご検討ください!」みたいな感じですね。
このように、これから起業してビジネスをやっていく際には、希少性を意識することが非常に重要になることを覚えておいてくださいね。
おわりに
今回は希少性を高めることをテーマに、100万人に1人の起業家になるための戦略を紹介してきました。
希少性の高いビジネスパーソンになりたいなら、まずは100人に1人レベルのスキルを1つ身につけましょう。