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【起業で成功したいなら】稼げる人になるためのたった1つの考え方

これから起業したいと考えている方、起業のための勉強をしているという方から、こんな質問をいただくことがあります。

「起業する前に用意しておくことってありますか?」
「今のうちにやっておかないといけないことって何ですか?」

前向きに起業について考えることは非常によいことではありますが、「これだけやっておけば間違いない!」というポイントをズバッとお答えするのは難しかったりもします。

それでもあえて1つだけお伝えするなら、『短所を克服せず、長所を伸ばせ』というアドバイスを送りたいと思います。

「起業する前にやっておくべきことはありますか?」への答え

あなたがどんなビジネスを考えているかによって、起業前に準備すべきことは大きく異なります。

たとえば物販で稼ごうとするなら、アカウントを作ったり在庫を確保したりする準備が必要でしょうし、コーチ・コンサルとして独立するなら知識やノウハウを蓄えることも重要です。

人それぞれで必要な準備は違いますが、「成功者マインド」については、どれだけ学んでおいても損はありません。

つまり、成功している人たちがやっている思考や習慣を学ぶことですね。

その中でも、

『短所を克服せず、長所を伸ばせ』

というマインドを持っている成功者は非常に多くいます。

稼げている人たちは、得意なことだけやっている

ビジネスの世界で稼げている人たちって、実は自分の得意なことや好きなことばかりをやっている傾向にあるんですね。

たとえばエステや治療院で成功している人たちは「困っている人に施術して喜んでもらえるのが一番のやりがいです!」と心から考えていることがほとんどです。

営業が得意な人なら営業コンサルタントとして独立して、営業に悩んでいる人たちを指導する。

モチベーション管理が得意なら、モチベーションコーチとして事業を始めるといったイメージです。

短所を克服してはいけない

しかしビジネスで稼げていない人たちに限って、自分の短所を克服しようとしてしまいます。

たとえば営業が苦手な人ってこれを読んでいる人の中にも多いと思うのですが、なんとか営業ができるようになるために本を読んだり、動画を見たりしていませんか?

もちろん課題を克服しようとする姿勢は悪いことではありませんが、苦手を克服する努力というのは非常に費用対効果が悪いです。

たとえば、自分が得意ならプログラミングなら10時間かけて10レベルアップできるけど、苦手な営業に関しては10時間かけても1しかレベルアップできない…みたいな印象ですね。

起業する前から「苦手なことを克服してから独立しよう!」と考えていると、いつまでも行動することができなくなってしまいます。

営業が苦手なら、自分で営業をやってはダメ

もしあなたが営業が苦手だと感じているなら、無理に自分でやろうとすると大半のケースで失敗してしまいます。

営業を学んでいるうちに営業が好きになって、最終的には営業コンサルタントへとステップアップできる…という可能性もゼロではありませんが、基本的に苦手なことをやっていると結果が出にくくなります。

そうではなく、自分が得意なことに集中して、長所を伸ばすことに専念するべきなのです。

「なんでも要領よくできる人」は成功できない

あなたはこれまで学校や会社で、なんでも要領よくできる人に出会ったことがありませんか?

言われたことはきっちりとこなし、初めて取り組む仕事でもミスなく働くことができる…。

要領が悪い私たちからすると、こういったタイプの人たちのことが羨ましく感じられたりしますよね。

でも、実は要領のいいタイプはビジネスでは成功しづらい傾向にあります。

下手に要領がいいせいでどんなことでも自分でやろうと考えてしまうため、結局強みを持たない器用貧乏で終わることが多いのです。

好きなこと、得意なことだけをやれ!

私たちがやるべきなのは、自分が好きなこと、得意なことだけに専念すること。

「好きこそ物の上手なれ」

という言葉があるのをご存知でしょうか?

これは、「好きなことだったら一生懸命取り組むことができるし、創意工夫を行って上達も早くなる」という法則を表す格言です。

ビジネスの世界でもこの考え方が当てはまります。

つまり、好きなことや得意なことを時間を忘れて取り組めるまでになれたら、自然と結果も伴ってくるということです。

苦手なところに目を向けると、モチベーションも低下

逆に、苦手なことや嫌いなことに目を向けたらどうなってしまうでしょうか?

まず考えられるのは、苦手なことにはモチベーションが湧かず、続きにくいということです。

学校のテスト勉強でも、苦手科目よりも得意科目に取り組む方が、やる気スイッチが入って勉強が捗るものですよね。

一人で起業してビジネスをやる場合には、教師や上司のように叱ってくれる存在がいないため、いかにモチベーションをコントロールできるかがポイントになるんですね。

得意なこと、好きなことだから続けられる

あなたがこれまでに長く続けられたことを思い出してみてください。

たとえば、部活、趣味、習い事、会社、あるいは恋人でもいいですね。

長い期間にわたって飽きずに続けられるものというのは、必ず好きor得意なことだったはずです。

苦手な部活や趣味を長く続けることはできませんし、嫌いな会社や恋人との関係を維持していくことは難しいでしょう。

ゲイツやザッカーバーグは完璧人間ではない

世の中で成功者と言われる人たち、たとえばビルゲイツやマークザッカーバーグなどは、決して完璧な人間ではありませんでした。

彼らが成功できたのは、自分の好きなことをとことん突き詰めていったからこそ。

もしゲイツやザッカーバーグのような成功者を目指したいと考えるなら、まずは『短所を克服せず、長所を伸ばせ』というマインドを身につける必要があるのです。

「苦手なことはやらない!」と心に誓おう

これから起業・独立しようと考えているなら、まずは「苦手なことは絶対にやらない!」と心に誓ってほしいと思います。

もしかしたら、最初のうちは苦手な仕事や嫌いな仕事の割合が増えてしまうこともあるかもしれません。

ですが、一刻も早くその状態から抜け出し、自分の仕事が好きなことと得意なことで100%満たされるような働き方を目指すべきです。

具体的にどうやって苦手な仕事を減らすか?

じゃあ具体的にどうやって苦手な仕事をやらずに成功できるのかといえば、答えはシンプルです。

自分の力だけではなく他者の力を借りてビジネスを行うこと。

たとえば営業が苦手なら、営業が得意な人をスタッフとしてお迎えして仕事を任せるのもいいでしょう。

あるいは、ブログやYouTubeチャンネルの開設が難しいと思えるなら、代行業者を利用してもいいかもしれません。

一人ではなく、他者の力を借りて起業しよう

大切なのは、自分だけでビジネスを成功させようと考えないことです。

孤独にビジネスをやっていても、手に入る成果はたかが知れています。

私たちは信頼できる仲間やビジネスパートナーと一緒に仕事をするからこそ、大きな成果を手にできるのです。

おわりに

今回はこれから起業を考えている人向けに、『短所を克服せず、長所を伸ばせ』というテーマでお伝えしてきました。

もしあなたが今短所を克服しようと考えているなら、今すぐに長所を伸ばす方向へシフトすることを強くおすすめします。