「起業して独立したいけど、どうしてもあと一歩踏み出せない」
そんなふうに考えてはいませんか?
確かにフリーランスや個人事業主になって自分の手で仕事をしていくのは、勇気がいることです。
でも、サラリーマンとして一生会社に勤めて生きていくなら、「通勤時間」という時間の浪費を続けていくことになります。
そんな通勤時間をゼロにして、在宅または好きな場所で働くことができるのも、起業してフリーランスとして働くことの大きなメリットなんです。
通勤は1円の価値も生み出していないって気づいてますか?
多くのサラリーマンは無意識のうちに通勤という時間の無駄遣いをしていますが、通勤が無駄であることを自覚している人はほとんどいません。
よく考えてみれば分かることですが、通勤時間というのは1円の価値も生み出していない無駄な時間です。
実質的には仕事のために拘束されている時間であるにもかかわらず、会社からは「交通費」しか支給されず、通勤時間は働いた時間とはみなされません。
これってすごく理不尽なことだと思いませんか??
そもそもIT化が進んだ現代において、大半のサラリーマンはわざわざ会社に出社せず、在宅で働いても支障はないはずです。
でも、日本企業の古い慣習のせいで、2020年に新型コロナウイルスが感染拡大したときにも、「ハンコを押すために出社します」というおじさんが街にあふれてしまいました。
1円の価値も生み出さない通勤をして、1円の価値も生み出さないハンコを押す作業を繰り返す…。
そんなことを続けていても、一生稼げるようにはならないのです。
「電車で読書してるからムダじゃない」は間違い
「でも、私は電車に乗っている時間で読書しているので、時間を有効活用しています」と反論してくる人がいるかもしれません。
確かに始発の電車に乗って座席に座り、本を読みながら通勤すれば少しはインプットの時間が増えるのかもしれません。
でも、さまざまなことに気が散ってしまう電車の中よりも、自宅や図書館、カフェで読書したほうがずっと集中して本を読めるはず。
「電車で本を読んでいるから」と言う人は、「ゼロじゃなくて1の価値がある!」と言っているに過ぎません。
通勤自体をやめてしまえば、ゼロから1どころか、10や100の価値を生み出すことだってできるのです。
在宅勤務できるフリーランスなら、何倍も成長できる
たとえばライバルたちがみんなサラリーマンとして通勤している間に、フリーランスで在宅の仕事ができるようになれば、通勤時間を丸々仕事や勉強に使えるようになります。
ライバルたちが毎日1時間通勤で消耗している間に、フリーランスは毎日1時間、余分に仕事や勉強ができるということです。
この2人を比べたら、どっちが成長しやすいかは明らかですよね?
通勤という無駄を減らし、在宅勤務で時間を有効活用することこそ、フリーランスになるべき最大の理由なのです。
紙1枚書くだけでフリーランスになれる方法とは?
「フリーランスになる」「独立して起業する」と言われるとなんだか難しいことのように思えますが、実際には意外と簡単にフリーランスになることができます。
会社の制度にもよりますが、紙1枚書くだけでフリーランスになれる可能性もあるほどです。
具体的にどうやったらいいのかと言えば、会社との間で結んでいる契約を変更してもらえばいいのです。
雇用契約ではなく、業務委託契約として仕事を受ければいい
正社員として働くサラリーマンの大半は、会社と雇用契約を結んで給料を受け取っています。
雇用契約では会社からの指示を拒否することは基本的に不可能で、通勤がイヤだから在宅勤務に切り替えろと言っても、聞き入れてもらえるかはわかりません。
でも、業務委託契約として会社と契約を結べば、在宅勤務を認めてもらえる可能性も高くなります。
正社員として働いていた頃と同じ仕事を、在宅勤務の業務委託契約で取り組み、報酬を受け取る。
これも立派な独立であり、フリーランスとしての働き方です。
タニタも導入するするフリーランス支援制度
丸の内にある「タニタ食堂」でも有名なタニタでは、まさにこのようなフリーランスとしての働き方を支援する制度があります。
給料は正社員時代と同じ水準を保ちながらも、自由な働き方を目指せる制度として、大きな注目を集めました。
新型コロナウイルスの影響を受けて、在宅勤務を基本とする会社も増えています。
日本社会全体で通勤がゼロになる流れが起きているのはとてもいいこと。
さらに言えば、在宅勤務の経験を通じて自宅でも集中して働くための体力を身につけて、将来の起業や独立に生かすのがベストな作戦です。
フリーランスは不安定?実は正社員のほうが不安定です
「でも、フリーランスって社会保障がないし、収入も不安定になるのでは?」と気になる人も多いかもしれません。
会社という給料を払ってくれる存在がなくなる以上、収入が不安定になるというのは確かにその通りです。
しかし安定性という意味では、正社員として働くほうがずっとリスクが大きいと断言できます。
フリーランスの不安定は、30万円か20万円か
そもそもフリーランスの不安定さと正社員の不安定さは、種類が異なります。
フリーランスの不安定さというのは、毎月の収入が30万円になるか、20万円になるかという感覚。
自分一人の力で稼ぐ力を身につけているので、基本的には5割以上収入が減ることはほとんどありません。
たとえプロジェクトが打ち切りになって仕事が減ってしまっても、また営業して仕事を見つけてくればいいからです。
正社員の不安定は、50万円か0円か
ところが正社員の場合はちょっと次元が違います。
新型コロナウイルスの影響を受けて、非正規社員のみならず、正社員も大規模なリストラの対象になったことからも分かるように、もはや「正社員は安定」という常識は過去のものになりました。
さらに正社員の場合は、昨日まで50万円の給料があったのに、いきなりゼロになってしまう…という落差が大きい不安定さを持っています。
フリーランスのように自分一人で稼ぐ力も身についていないので、別の会社に転職するしか生きる方法はありません。
毎月の収入が小さく変化するフリーランスよりも、リストラされたときに一気に収入がゼロになる正社員のほうが、働き方としてはずっと不安定なのです。
今から起業するなら、SNSクリエイターがおすすめ
では、具体的にどんな仕事で起業・独立していくべきでしょうか?
これからの時代を見据えてフリーランスを目指すなら、
- プログラマ
- WEBデザイナー
- 動画クリエイター
このようなパソコン1台あればできる仕事を選ぶといいでしょう。
中でもこれからの時代で大きな注目を集めるのは、SNSクリエイターという働き方です。
SNSクリエイターの仕事内容とは?
SNSクリエイターというのは、個人や企業のSNS運用を代行してあげることで、報酬を受け取る仕事です。
「なかなかフォロワーが集まらない」「認知度が高まらない」「お客さんが集められない」といった困りごとを解決し、SNS運用をお手伝いするのが役割です。
SNSの使い方はわかっても、SNSでフォロワーを増やす方法がわからない経営者は非常に多くいるため、SNSの専門家としてのSNSクリエイターの需要は大きく上がっているのです。
おわりに
時間の無駄である通勤時間を減らして、フリーランスとして独立・起業すべき理由について紹介してきました。
もっと時間を効果的に使いたいなら、SNSクリエイターという働き方を目指してみることも考えてみてくださいね。