close

起業に失敗する人の特徴5つ【やるべきことはシンプルです】

思い切って会社を辞めて起業したとしても、100%うまくいくとは限りません。

正直に言えば、ほとんどの起業家がビジネスに失敗しているのが現実です。

でも、起業に失敗するパターンというのはある程度決まっていて、「このルールを守れば失敗しない!」と断言できる法則も存在します。

今回は起業に失敗してしまう人の特徴を解説しながら、ビジネスで失敗するのを防ぐ方法について紹介していきましょう。

起業に失敗する原因①いきなり大金を投資してしまう

意外に思われるかもしれませんが、起業やビジネスの世界では、最初にお金をかける人ほど失敗しやすくなります。

いきなり高額なローンを組んで投資を始めたり、貯金を全部使って店舗ビジネスを始めたりしてしまう人は、数年以内に挫折する可能性が非常に高い。

というのも、大金を使ってビジネスを始めてしまうと、後戻りが効かず、小さな失敗を経験することもできないからです。

ビジネスの初心者が、起業して一発目の事業でいきなり成功できる可能性はゼロに近いでしょう。

まずは致命傷にならない程度で小さな失敗を経験して、ビジネスを改善してブラッシュアップすることによって、成功率を高められるのです。

小さく賭けることから始めよう

個人の起業家が始めるなら、無料またはローコストで始められることからスタートすべきです。

今の時代なら、ブログやYouTubeなど、無料で始めて大きな収益を生み出せるツールも存在します。

InstagramやTwitterのような、SNSを使ったビジネスもそうですね。

最近ではSNSクリエイターという働き方も注目を浴びるようになってきており、SNSクリエイターを始めるのにもコストはほとんどかかりません。

初期費用に10万円も100万円もかかるものには手を出さず、無料で始められることからビジネスに挑戦しましょう。

起業に失敗する原因②儲けることだけ考えている

そもそもビジネスの本質というのは、お客さんのお悩み解決にあります。

この世に存在するすべての商品は、お客さんが抱える何らかの悩みを解決するために開発されたものです。

決して「この新商品を売って儲けよう!」と考えていたわけではありません。

お金儲けだけを考えていると、同じようにお金儲けだけ考えている人のカモにされるのがオチです。

「1日3クリックだけで、月100万円稼げます!」のような、怪しい詐欺案件に手を出して、大切な起業資金を失う羽目になるのです。

お客さんの悩みを理解しよう

起業してビジネスで成功を収めたいと考えるなら、お金儲けよりもずっと大切なことがあります。

それは、お客さんの悩みを理解し、お客さんの心理を考えること。

これができれば、お客さんとの信頼関係を築いてどんどん自分の商品を売っていくことができます。

お客さんの悩みが解決されて喜んでもらえて、かつ大きな売り上げも入ってくる…。

こうしたWin-Winの関係を目指せるのも、お客さんの悩みを理解できるからこそです。

お客さんからのお悩み相談や、Yahoo!知恵袋などを参考にして、まずはお客さんの悩みを箇条書きにしてみましょう。

起業に失敗する原因③一度に多くのことに手を出す

これも多くの人がやってしまいがちなことですが、一度にたくさんのことをやろうとしても、うまくいく可能性は低いです。

たとえば、InstagramもTwitterもブログもYouTubeも…と、一気に全部やろうとしても結果にはつながらないということです。

いろんなことを手広くやっていれば、なんとなく努力している気分になれるし、小さな稼ぎにもつながる可能性はあります。

でも、起業家が最初にやるべきなのは、どれか1つに集中して時間や労力を使うことなのです。

まずはSNS集客をマスターしよう

このブログでおすすめしているのは、まずSNS集客のノウハウを身につけること。

SNSでお客さんを集められるようになれれば、SNSクリエイターとして企業からの依頼を受けて仕事ができるようになります。

さらに、学んだSNS集客のノウハウをパッケージにして売ることもできますし、自分の手でSNS集客で稼げるようにもなります。

たった1つのノウハウを身につけるだけで、3通りのビジネスに発展するということです。

SNSクリエイターとしての仕事をマスターしてから、次にYouTubeチャンネルを開設したり、ブログを立ち上げてSEO対策を行うという順番がベストです。

起業に失敗する原因④熱しやすく冷めやすい

マーケティングの世界では、半年前の常識は古いと言われることがあります。

ITの世界も同じで、どんどん新しい手法や技術が生まれているんですね。

ということは、マーケティングやIT技術を学ぼうとすると、常に新しい情報に触れることになります。

一度に多くのことを始めてしまう人と同じで、新しい手法やこれまでにないノウハウに飛びついていては、いつまでも安定して稼げるようにはなりません。

あることに熱中してはすぐに飽きて、次のことに熱中しては飽き…を繰り返していても、自分の中には何の資産も残らないのです。

「1つのことをコツコツと」が基本!

当たり前のことですが、最短最速で成功したいなら、1つのことに集中してコツコツと続けることが大切です。

1つのことをコツコツ続けることができれば、1年も経てばそのジャンルの専門家になることもできるでしょう。

あなたがお客さんの立場だったら、いろんな知識をつまみ食いしているだけの薄っぺらい人よりも、その道で長年研究してきた専門家の人から話を聞きたいと思うはず。

お客さんからの信頼を寄せられるためにも、飽きずにコツコツ続けることを徹底しましょう。

起業に失敗する原因⑤情報発信をしていない

ビジネスの世界では、インプットに価値はありません。

どれだけ稼げるノウハウを手に入れたとしても、それを実践しなければ一円も稼ぐことはできないのです。

ですので、SNSやYouTube、ブログなどを使って情報発信する習慣を持っていない人は、起業しても失敗してしまう可能性が高いです。

まずは1日1回だけでもいいですし、一貫性のある内容じゃなくても構いません。

最初のうちは、とにかく自分の考えや知識をアウトプットして、情報発信する習慣を身につけることを目指しましょう。

SNSで情報発信すれば、仲間やお客さんが増える

中でも効果的なのが、SNSを使って情報発信をしていくことです。

多くの人々が使っているSNSを利用すれば、自分がビジネスを行う上で頼もしい仲間になってくれる存在や、自分のノウハウにお金を払ってくれるお客さんを集めることができます。

仲間やライバルがいるおかげでモチベーションが高まって毎日がんばれるようになるでしょうし、あなたの人柄や価値観に共感したお客さんも増えるでしょう。

そうした積み重ねが、最終的には大きな売り上げにつながるのです。

おわりに

ここまでをまとめると、起業に失敗する人の特徴は次の5つでした。

  • ①いきなり大金を投資してしまう
  • ②儲けることだけ考えている
  • ③一度に多くのことに手を出す
  • ④熱しやすく冷めやすい
  • ⑤情報発信をしていない

自分にも当てはまるものがないかを振り返りながら、成功する起業家を目指してくださいね!