「自分には特別なスキルも経験もないし、起業したって絶対うまくいかないさ」
あなたはそんなふうに思っていませんか?
世の中の多くの人は、副業や起業に対して難しいイメージを持ちすぎています。
実際には、ビジネスというのは「どんな人でも」「今すぐに」始められるものなんです。
ただし、そのためにはビジネスに関する戦略的思考が不可欠。
具体的にどんな考え方を身につけたらいいのか、この記事で解説していきましょう。
あなたに一番伝えたいこと

ここであなたにお伝えしたいメッセージはシンプル。
『どんなやり方でもいいから、スモールビジネスを始めよう!』
これだけです。
世の中には数多くのビジネスチャンスが眠っており、ちょっとだけ視点を変えることでサラリーマンの平均年収なんて軽く上回るだけの事業を始めることができます。
多くの人はこの事実を知らないので、「起業なんて特別な人がやるものだ」「私になんてできない」と思い込んでしまいがち。
凡人が天才の真似をしてはいけない
ただし、スモールビジネスを始めるときに守らないといけないルールが1つあります。
それは、凡人が天才の真似をしないこと。
たとえば睡眠時間を3時間まで削って仕事をしようとしたり、新しくプログラミングを学ぼうとしてはダメということです。
ごく一部の天才を除けば、睡眠時間を削ったら心や体を壊しますし、プログラミングのスキルを身につけるのにも膨大な時間がかかる。
そうではなくて、今の自分ができることを活かして、スモールビジネスを始めたらいいのです。
「自分には何もない」→勘違いです

このようにお伝えしても、大半の人は「自分には無理だ!」と決めつけてしまいます。
- 資格がないから…
- コネがないから…
- 学歴がないから…
あなたもこのような言い訳をしたことがあるかもしれません。
しかし、やり方を少し工夫するだけで、月何十万円〜何百万円というスモールビジネスを作ることができるんです。
売り物ではなく、売り方がすべて
たとえば、単なるタクシードライバーなら、競合は多く仕事も大変です。
でも、介護タクシーのドライバーとして働くとしたらどうでしょうか?
給料はアップして深夜に酔っ払い客の相手をしなくてすみ、しかも感謝される機会も多くなる。
このように、「どんな人をターゲットにするか」だけでも、収入や働き方が大きく変わるわけです。
大事なのは、何を売るかではありません。
自分の商品・サービスを誰に売るか? もっと言えば、どこで、いつ、どのように売るかが大事になるということです。
ビジネスの本質は、需要と供給である

そもそもビジネスというのは、すべて需要と供給の上に成り立っています。
つまり、あなたが持っているものに対して、持っていない人がお金を払って手に入れる。
髪を切る技術を持っていない人が、美容室を訪れてカット代やパーマ代を払うのと同じです。
他にも、SNS運用にも同じことが言えます。
街中のお店を回って「SNSを運用して集客しますよ!」と100軒営業してみたら、お願いしたいと言ってくれる飲食店や美容室は必ず存在します。
1つの需要を満たせば、新たな需要も生まれる
SNS運用で結果を出せれば、「お店のHPデザインもお願いできる?」「YouTubeチャンネルも作りたいんだけど…」と、次の仕事につながる可能性も高くなります。
たとえ副業で始めたとしてもサラリーマンを辞めて、本業にできるくらいの収益になることもあるでしょう。
「需要と供給」という言葉を知らないビジネスパーソンはいませんが、正しく活用できている人もほとんどいないんです。
コストをかけずに始める戦略とは?

「起業するためには、まとまったお金が必要だ」
そう思い込んでいる人も少なくありません。
しかし、令和の時代にはゼロコストで始められるビジネスがいくらでも存在しています。
たとえば、Uber Eatsの配達員やAirbnbを使った空き部屋ビジネスだって初期コストはゼロ円ですよね?
SNSもアカウントを作るだけなら無料で、SNS運用というビジネスで稼ぐことも可能。
需要と供給をチェックすることが起業のコツ
このようなビジネスモデルも、実は需要と供給をチェックすれば、新しく作り出すことができます。
たとえば地方では、コンビニに地元で取れた野菜を売っていることがあります。
これは、
- コンビニ側:「地域と交流したい」という需要
- コンビニ側:「広い駐車場・店舗を持っている」という供給
- 農家側:「売り場を増やしたい」という需要
- 農家側:「地域とのコネクションを持っている」という供給
これらの需要と供給がマッチしたからこそ生まれたやり方なのです。
初心者なら誰もが悩む「価格」の決め方は?

いざ副業や起業を始めようとしたときに、初心者が必ずと言っていいほど悩むのが「価格」です。
多くの人は、最初に商品のコンセプトを決めて、商品を完成させてから、値段を決めてしまいがちです。
しかしこれは間違いで、値段を決めてから、商品を完成させるというのが正しい。
たとえば、「毎月100万円稼ぎたい」という目標があったとして、「1日の労働時間は3時間くらいがいい」と考えたとしましょう。
仮に月20日働くとすると、3時間×20日で60時間。月60時間で100万円稼ぐので、1時間あたり約1.7万円稼がないといけない計算です。
時給に見合う商品を作ろう
仮に30時間働いて月30万円という報酬の仕事が来たら、「時給1万円だから、今回は断ろう」と考えることができます。
商品を販売するときにも、「これだけのお金をお客さんに払ってもらうために、どんな価値を付けたらいいだろう?」と考えるようになります。
この流れで価格を考えるからこそ、思考を前に進められるのです。
値下げをするな!値上げをしろ!

「商品がなかなか売れない…」というときには、つい値段を下げてしまいたくなります。
しかし値下げ競争では大手のライバルには勝てませんし、かと言って同じ値段で売り続けていても苦しくなってしまいます。
仮に5万円の商品を売っていて、お客さんがどんどん増えいるなら、いわゆる需要が多すぎる状態。
だったら、値上げをして供給を絞ってあげるべきです。
「売らない」という戦略がポイント
もともと5万円で売っていた商品も、8万円にして、10万円にして、15万円へ。
このように値上げをして、「あえてたくさん売らない」という戦略を取ることが、安定して成長するためのポイントです。
値下げして価格競争に飛び込むのではなく、価格据え置きで自分の首を絞めるのでもなく、値上げして価値も上乗せしていく…。
値上げした分の価格に見合う価値を、どうやって提供していくかを考えるが大切なのです。
おわりに
ビジネスの世界は、決して学歴社会ではありません。
資格があるからと収入が増えるとも限りませんし、名刺の数がいくら多くても意味がない。
需要と供給をチェックして、今すぐにスモールビジネスを立ち上げる人が成功します。
あなたもこれを読んだ後にすぐ行動に起こし、ビジネスの世界での成功を勝ち取ってくださいね。